カードローンの借金地獄から生還しつつある大学生

今年の3月末の話ですが、カードローンの怖さを痛感した出来事があります。

 

知り合いの大学生から相談に乗ってほしいことがあると言われ、二人で会いました。元々、彼とは友達つながりの趣味仲間。とは言っても、一回り以上、年が離れているため、飲み会などの席で話をする程度の関係。最初に連絡を受けたときには、『わざわざ何だろう?』と疑問に思いました。カードローンと学生

 

彼は大学3年生だったので、就職に関連することかなと思ったのですが、いざ話を聞いてみると、借金絡みのことでした。

 

遊びで作ったカードローンの借金が150万円

当時、4月から4年生になるという時期でしたが、単位を落としてしまい、既に留年が決まっているということでした。

 

それまで授業料は親に出してもらっていたけど、さすがに留年となるとNG、もし卒業したいのであれば、自分で払いなさいということを言われている。(当然ですね。)

 

まず、そこで100万円ぐらいのお金が必要という状態です。

 

プラス、カードローンでの借金が150万円ある。しかも、遊びにつかったということでした。さらに突き詰めて話を聞いてみると、2万円・3万円といった少額のキャッシングを積み上げて、気がついたら、ここまでふくれあがったという、自己破産者に典型的なパターン。

 

正直、やばいサイクルに入っているなと思いました。

 

ちなみに、借金に詳しい人であれば、なぜ、学生がこれだけの借金が出来たのか不思議に思うでしょう。今は、年収の1/3しか借りられないという規制もあるので、学生が借りられるのは、せいぜいが10万円ぐらいです。

 

でも、彼の借金は150万円。

 

私もおかしいなと思ったのですが、ふとピンときました。もしかしたら、親が絡んでいるのかなと。

 

それで彼に聞いてみると、裕福な家庭らしく、親御さんの年収は1000万円を超えているということ。

 

金融業者は間違いなく、ここに目を付けたのだと思います。法的にどうなのか、私もわからないのですが、親の年収を基準に計算するのであれば、300万円ぐらいまでは借りられることになります。

 

そして、彼は扶養者なので、親に返済義務があるはず。だから、業者も安心して貸し付けをしたのでしょう。

 

そうなると・・・

 

このままダラダラ進むと、借金はさらに増えることになります。150万円だったら、正直、学生でも朝から晩まで必死にバイトすれば、なんとか返済出来ると思います。

 

ただ、200万、300万となったら確実にアウトです。そうなると、ご両親にも迷惑がかかるし、下手をしたら親子の関係にもひびが入ります。本当にギリギリの状態だと感じました。

 

カードローンで遊ぶ金を借金してしまった心理的背景

ただ、彼はそのとき、まだそこまでの危機感はなく、どうにかなるという甘い考えをしていました。

 

そもそも、相談内容が、大学を卒業しても今の時代、意味がないので、中退して働いたほうがいいのかなといったことでした。

 

理屈では決しておかしなことではないのですが、典型的な逃げです。

 

自分の人生のことを真剣に考えて出した結論であればアリです。たしかに大学を卒業したからといって、それでどうにかなるという時代ではないので、やりたいことがみつかって、それが大学に通うこととマッチしないのであれば、中退するという選択肢もアリです。

 

しかしながら、彼の場合、もともと、大学の授業にも真剣に取り組んでおらず(だから留年したわけです)、100万円の授業料を自分で用意するのも大変だし・・・といった単純に目の前の困難さから逃げて、安易なほうに進もうとしているだけでした。

 

この心理パターンこそが、遊び金ほしさでカードローンからお金を借りてしまうという結果につながっています。

 

この心構えを変えない限り、この状況から抜け出すことは出来ません。大学を中退して就職したところで、仕事に対する真剣味がないので、うだつが上がらないサラリーマンで終わってしまうのは確実です。

 

というより、今の時代、そもそも仕事先がみつかるかどうかも分かりませんし、運良く見つかっても、いつ首を切られるか分かりません。

 

借金・留年という問題から逃げずに正面から向き合ってケリをつけないと、絶対にダメだと思いました。

 

カードローンの返済を決意

それで彼にしたアドバイスは大学をキチンと卒業すること。カードローンの借金を全額返済すること。

 

この二つで250万円のお金が必要となりますが、それは働いて貯めること。

 

学生がこれだけの金額を貯めるのは大変ですが、その気になれば出来ます。

 

実際、私は学生時代、留学費用を貯めるため、1年間で300万円貯めたことがあります。佐川急便のようなハードワークでしたが、働き場所を選ばなければ可能です。

 

彼の場合、大学生といっても、大半の単位は取得していて、それほど学校に通う必要はないので、余った時間を全て仕事に投入すれば、何とかなります。

 

しかも大学5年生になったら、一つの授業を取るだけらしいので、その時間も仕事すれば、完済どころか、貯金することも出来ると思います。

 

正直、こんな暮らしを2年間も続けるのは彼にとっては初めての経験で、かなり苦しいと思いますが、だからこそ意味があります。

 

これが出来れば、自分がまいた種に対して自分でケリをつけることになるので、人間的に大きく成長出来るはずです。

 

カードローンというような安易な借金に手を出すこともなくなるでしょう。

 

そんな話をした数日後、別の人にも同じようなことを言われたのか、彼はバイトを始めました。それから約半年、私は彼とは会っていませんが、頑張っているようです。

 

先日も飲み会があったので誘ったのですが、それもバイトがあるからということで断ってきました。今までの彼だったら、なかったことなので本気になったのだなと思います。

 

このままいけば、150万円ぐらいの借金だったら、近いうちに返済出来ると思います。

 

カードローンって、一瞬でお金を借りられるので、とても便利ですし、そんなに大変なことをしているという意識が起きません。でも、借金って大変です。私も経験者なので痛感していますが、安易に利用するものではありません。最後の最後の手段ぐらいに考えるべきです。

 

『まあ、いいか』ぐらいの気持ちで使ってしまうと痛い目に遭う。これがカードローンの現実です。

債務整理をする人にオススメの管理人イチオシ司法書士事務所

管理人は現在、杉山事務所に債務整理の依頼をしています。杉山事務所は過払い金請求の実績が全国一の事務所なのですが、とても親切で頼りになります。最初に面談をした時点で、『この事務所なら大丈夫とホッとしました。

 

債務状況が分からなくても、即座に調べてくれるので、何がどうなっているか把握していない人でも安心です! 債務整理は代理人によって結果が大きく違ってくるので実力がある人にお願いするのがベストです。

 

杉山事務所司法書士法人杉山事務所

コメントを残す

サブコンテンツ

最近のコメント

    このページの先頭へ