レンタル時計を質屋で換金させるという悪徳商法

今は下火になりましたが、数年前レンタル時計を使った闇金業者の悪質な手口が広まりました。2007年には社会問題になり、国会でも審議されるほどになりました。2011年現在、ニュースでは聞かなくなりましたが、まだ存在している詐欺行為だと思います。

 

レンタル時計詐欺

 

手口としては、まず利用者に高級時計をレンタルさせ、それを質屋に持ち込ませます。(業者は全てグルです。)質屋は時計とかわりに利用者に現金を渡します。

 

しかし、利用したことがない人にとっては意外かもしれませんが、質屋にモノを預けている間は利子を払わなければいけません。時計を預けて30万円借りたとしたら、その30万円を返せば時計が戻ってくるというわけではないのです。

 

時計を預けている間、設定された利子を支払い続けなければいけません。

 

そして、ここが巧妙なところですが、質屋の利子というのはキャッシングやカードローンとは比べものにならないくらい高額です。質屋は貸金業にはあたらないので、18%という上限金利が適用されないためです。

 

質屋の金利は『質屋営業法』という法律で定められているのですが、上限金利は109.5%です。普通の借金と比較しても相当高い利率ですが、それを支払い続けなければいけません。利子の支払いが出来なければ質流れとなり、時計の所有権を失います。

 

そうなると、レンタル時計屋には時計の代金を賠償しなければいけません。騙すほうからすれば、時計は没収したあげく、その料金は支払わせるという二重取りです。

 

しかも、没収するまでは高い利子を払わせているわけです。(レンタル時計屋には、レンタル料金を払っているので、ここも二重です。)

 

引っかかったら、かなりのお金を損することになります。クレジットカードのショッピング枠現金化など可愛くみえるぐらいの悪質な手口です。レンタル時計、質屋、双方とも違法行為は行っていないのも巧妙なところです。

 

とは言っても、違法行為であるという判決も出ているようなので、万が一引っかかったとしたら、早急に専門家に相談するようしましょう。国民生活センターの多重債務窓口であれば、無料で相談できます。

 

そもそも、質屋に入れることを目的にレンタルするというのは、それ自体不自然な行為です。まとっもに考えれば、うまく回るはずもありません。こういった誘いには乗らないようにしましょう。

 

追記:2014年現在の動向

改めて調べてみましたが、このところ、レンタル時計を質屋に持ち込ませるというタイプの詐欺は減っているようです。違法業者の取り締まりや罰則が強化されたことが、その背景にあるようです。

 

このこと自体は望ましいことですが、そうなると、また新手の詐欺が生まれることになります。元々、この詐欺が登場したのも、闇金業者に対する警察の取り締まりが強化されたことから、その手を逃れるために巧妙化したというのが始まりのようです。

 

残念ながら、こういった詐欺は、そう簡単にはなくなりません。被害を防ぐには我々一般人が意識するしかありません。この手の詐欺は、『借金から逃れたい』、『なんとか楽してお金を手にしたい』という人間の欲望をついたものです。

 

そんな甘い話は世の中にないということだけ、頭にたたき込んでおけば、まず気付くはずです。実際、魔法のようなオイシイ話は存在しません。もし、そんな話をしてくる人間がいたら、騙されているのではないかと疑ってください。

 

一見、オイシイと思えるような話でも、一度疑いの目で見れば、いくらでもボロが出てくるものです。これが最強の詐欺被害防止法です。

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