任意整理・特定調停・個人再生・自己破産の違い

債務整理の手段は複数存在します。その内容は大きく違う点がある反面、似通っている部分もあり、違いを正確に把握するのは、なかなか難しいです。

このサイトでも、それぞれの制度ごとに説明文をまとめていますが、一つずつ読んでいると頭がグチャグチャになってしまうと思います。そこで、このページでは制度ごとの違いを分かりやすく説明します。

分かりやすさを第一に追求していますので、どうしても覚えておくべきポイントに的を絞ってお伝えします。

任意整理・特定調停・個人再生 VS 自己破産

自己破産には、他の制度には無い独特の特徴が二つあります。

まず、自己破産した人の財産は30万円以上の価値があると判断されたものは全て処分されます。マイホームや車も対象となります。(生活に必要とみなされる家財道具は対象外です。)

現金についても、自己破産者が所有できるのは99万円までです。

もう一つの特徴は、債務返済が全額免除になるということです。他の制度では債務残高が減ることはあっても、ゼロになることはありません。

借金を完済出来るようにサポートする制度が任意整理・特定調停・個人再生、支払い義務を免除するのが自己破産です。

債務の支払いという点で最も恩恵を受けるのは自己破産ですが、その代償として資産は差し出す。これが自己破産の考え方です。

自己破産を選択すべき人は借金の返済ができない人、もしくは自分の資産を差し出しても借金の返済をゼロにしたい人と言えるでしょう。

資産を保全したいという人は、他の制度を利用することになります

任意整理・特定調停 VS個人再生

任意整理・特定調停と個人再生の違いは、法的強制力です。

任意整理・特定調停は借り手と貸し手の交渉です。借り手が借金の減額や返済期間の変更を求めたとしても、業者が同意しなければ成立しません。

一方、個人再生には法的強制力があります。簡易裁判所が申し立てを承認すれば、業者の意向に関わらず執行されます。この点を考えると、個人再生は任意整理・特定調停よりも効力は上です。そのため、最近では個人再生を選択する人が増えてきています。

個人再生のデメリットをあげるとすれば、手続きが複雑なので時間がかかることです。手続き中は返済義務がなくなるので、時間そのものは大きな問題とはならないのですが、時間がかかるということは、司法書士や弁護士に払う報酬額が高くつくということです。

個人再生は一般人が自分で出来るものではないので、プロに依頼せざるを得ませんが、その対価はバカになりません。債務残高がそれほど大きなものではない場合には、個人再生を選択するメリットはないかもしれません。

支払い報酬がどれくらいになるのか、その結果、減らすことが出来る借金はどれくらいなのか

この二点を天秤にかけて、個人再生を選択するかどうか決めるようにしましょう。あまり得にならないというときには、任意整理を選択するのも一つの手段です。

特定調停 VS 任意整理・個人再生・自己破産

特定調停というのは債務整理制度のなかで唯一、自分で手続きを行う制度です。利用者が簡易裁判所に申請をすると、裁判員が利用者の代理人となって業者と交渉をしてくれます。

交渉にするにあたって、必要な情報や資料を自分で集めなければいけないので大変ですが、かかるコストは申請費用だけです。裁判所によって微妙に金額が違ってきますが、取引1社につき1000円程度なので、お金はかかりません。

プロに依頼するだけのお金がない、あるいは払いたくないという人が利用するのが特定調停と言えます。

まとめ

以上のことをまとめると、次のような形で考えると、どの手段が一番いいのか判断しやすいと思います。

適切な債務整理手段の見極め方

債務整理をする人にオススメの管理人イチオシ司法書士事務所

管理人は現在、杉山事務所に債務整理の依頼をしています。杉山事務所は過払い金請求の実績が全国一の事務所なのですが、とても親切で頼りになります。最初に面談をした時点で、『この事務所なら大丈夫とホッとしました。

 

債務状況が分からなくても、即座に調べてくれるので、何がどうなっているか把握していない人でも安心です! 債務整理は代理人によって結果が大きく違ってくるので実力がある人にお願いするのがベストです。

 

杉山事務所司法書士法人杉山事務所

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